確定拠出年金をやるぞ！！その前に考えることがありますよ - ファイナンシャルプランナーの業務連絡

こんにちは。

口コミやインターネットの書き込みの情報は大きいですね。家電製品を買うときやホテルに宿泊するときなどまずはネットを確認・・・ということが多いですよね。

私もそんな一人です。ネットで情報を集めてよいことが書いてあったら真似をする。

最近、日経新聞や金融関連のニュースでは確定拠出年金に関することがよく出てきます。ご存知かもしれませんが、平成２９年１月からの個人型確定拠出年金の加入者の範囲が広がることで、金融機関が新たなマーケット開拓につなげようと動いています。

口座管理手数料はここが安い！！とかここは投資信託の運用管理費用が安い商品がそろっているとか話題がたくさん出回っています。さらに専門家の皆さんもどんどん制度の宣伝をしていますからいい制度なのだと皆さん思われています。

もちろん、よい制度です、確定拠出年金は。私も利用していますし。

しかし、話題にばかり注目が行って利用しようと思う方も増えているのです。

資産運用をするにあたって大事なことを省いて、善い制度だからと利用している人もいるのです。

資産を運用するにあたって大切なことは何だと思いますか？

負けないこと？コスト？

いやいや・・・。

現金が必要な時に現金がすぐに準備ができるかということです。

確定拠出年金は原則６０歳までお金が出せないのです。よい制度だからと言ってどんどん利用しているといざということに現金化できないなんてことにつながるのです。

ネットやニュースでよいからと言って制度を利用していると本来資産運用をするにあたって考えておかなければいけないことが抜けていたりするのです。確定拠出年金を広める側はどんどん利用をしてもらいたいから、どんどん利用してもらえるようなことを書きます。

木を見ず森をみなくてはいけません。

資産運用のご相談を受けていると金融商品を買ったり、お得な制度を利用することが目的になって広い目線でみることができなくなっている人もいます。

困ったときには現金です。

お得な制度の確定拠出年金を利用したいですが、証券会社で特定口座を開設して投資信託を買っていると解約して現金化することができるのです。

そのうちお話しをしていきますが、現金は大事なのです。私は現金の必要性を身をもって感じてきました。

自分一人で考えると見えないことがあります。ネットやニュースは一人の頭で考えることに繋がります。ネットで解決する皆さん、気を付けてください。